成婚退会は婚活のゴールではない
これまで私の婚活について、お医者さんとの成婚退会までの経緯をブログに書いてきました。
ここで突然のネタばらしですが、結論、私とBさんはその後の2ヶ月弱の交際を経て、お別れすることを選びました。
成婚退会までは、とても疲れましたが、とても楽しかったです。
そしてとても簡単に思っていました。
まるでスタンプラリーのように、やるべきことに楽しみながら取組んで、『成婚退会』というゴールに向かって邁進していました。
お見合い成功、仮交際1回目のデート成功、真剣交際成功、、、ポンポンポン、と成功のスタンプをもらっていき、後は、入籍をするかしないか、だったのですが、入籍をするまでに勢いをなくし、失速してしまい、考えてしまいました。
1回目の結婚
私の1回目の結婚の時、まだ20代の前半だったのですが、当然に結婚するものと考えていた私は、『早く結婚しなくちゃ』と思って焦っていました。
当時、断ったり、ドタキャンをしても、何度も何度も諦めずにデートに誘ってくれていた大学の同級生だった元夫に、『俺なら結婚してあげるし、お試しでもいいから付き合ってみてよ』『青田買いだよ!』と言ってもらえたので全然好きではなかったのに、まあいいかと付き合って、付き合って半年後くらいには入籍をしていました。
付き合ってから、二人で過ごしているうちに、しっかりと大好きになっていたし、この人とずっと一緒に生きていくんだと思っていたこともしっかり覚えています。
後先のことは何も考えずに、結婚してくれる相手を見つけて、結婚し、最終的には別れてしまったけれど、いい経験ができたなと思っていたので、次の結婚は別れなければいい。と思っていました。
結婚をしないという選択肢がまだある
あれから10年以上の時を経て、いざ結婚という選択肢が目の前に出てきたときに、結婚しないという選択肢が当然のように一緒についてきました。
困ったときは、やはり原点回帰です。
なぜ結婚したいと思ったのか
私には、自分に本当に余裕がないときに、頼れる人が母しかいないこと、そして自分の余裕がないときにこそ、母を傷つけてしまいそうなこと、それを回避するために、いざという時に頼り頼られるパートナーを見つけるために婚活を始めました。
やはり、結婚相談所なので、お相手になる方は『結婚』を望んでいることも理解できていたし、Bさんとだったら結婚しようと思えていました。
Bさんは頼りにできるパートナー
Bさんは間違いなく、頼りにできるパートナーでした。
いつでも率先して考えて、2人のために良いと思うことを行動に移してくれることは確信していました。
こちらが望まなくても色々と私が喜ぶと思ったことを考えて行動してくれました。
入籍までは婚前交渉はしない、というルールを自分から設定し一生懸命守ってくれる、誠実?な一面もあり、人としても男性としても信頼をしていました。
私も、いざという時に、Bさんに頼りにしてもらえるようにやれることはやろうと、久しぶりにお弁当を再開し、自炊100%に切り替えたり、食材も値段優先ではなく、体に良いものを中心に選ぶようになったり、元々インデックス投資と成長株投資中心の投資スタイルから、仕事をやめて定期的な収入がなくなることを前提に、高配当株投資メインの投資スタイルになるように投資先を変えるなどして準備をしていました。
じゃあなぜ結婚することを考えてしまったのか
一言でいうと、『結婚の面倒くささをリアルに思い出してしまったから』だと思います。
私の理想:机上の空論
私の思い描いていた、私のパートナーとの理想の生活は、こんな感じでした。
基本的に、自分ができることは自分でやる。
本当に困った時は、1番の見方となって、助け合う。
Bさんの理想は違うものでした。
お互いがお互いのことを思い合って常に助け合う。
Bさんからすると、私の理想の生活は、結婚する意味がないと思う。とのことでした。
現にBさんの理想は、BさんとBさんのお母さんとで実現可能なことが証明されていたし、
私の理想はただの理想で、そんな理想を実現できている夫婦は、少なくとも私の周りにはいませんでした。
心のどこかで、机上の空論を理想としてしまっている、ということもわかっていたのです。
同時に、常に誰かのためを思って生活するのって疲れるだろうな。とも思いました。
原点回帰:無理はしたくない
色々考えてしまった後、Bさんに、私は無理はしたくないし、Bさんにも無理はさせたくない。Bさんはそばにいてくれるだけで良いから、私が望まないことはしないで欲しいこと、私そのものを認めて欲しいことを伝えました。
お互いさま
Bさんから、『それはお互いさまでしょう』と返されて、私はとても驚きました。
私は、『自分のことは自分でするから、Bさんに何もしないでそばにいてくれるだけで良い』と伝えることで、Bさんのそのままを受け止めているつもりになっていることにようやく気がついたのです。
私は自分の理想をBさんに伝えることで、『Bさんの理想は諦めて』と伝えてしまっていたのでした。
お互い無理したくないと思っていたはずなのに、私は無意識にBさんに無理をさせようとしていたのだと気がつきました。
そして、Bさんの理想を私が受け入れるとなると、今度は私が無理をすることになるということにも気がつきました。
無理をすることをわかっているのなら結婚したくない
どちらかが、無理をすることがわかっているのなら、そんな結婚したくないとその時点で思ったので、Bさんにもそう伝え、結果お別れすることを選びました。
一度自由の身になったアラフォー女に立ちはだかる入籍の壁は高かった
若い頃なら、勢いや好き!という気持ちだけで入籍の壁もひょいとこえることができていたはずでした。
しかし、一度結婚という、愛に溢れた面倒くさいコミュニケーションを経験した後に、自由の身になってしまったアラフォー女の私には、どうしても愛とか、思いやりとか、そう言った言葉ではぐらかされた、お互いに自立できない関係を再度体験する気力も体力も残っていませんでした笑
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